洗面台・洗面所をリフォームする場合に注意したいポイント

洗面化粧台で、これだけは知っておきたい知識

2020年11月18日 18時26分

3種類の収納のタイプ
1番目は「引き戸タイプ」で、こちらのものは大きなものも収納できますからバケツなども大丈夫です。
内部に棚を付けたりもできます。縦の空間も無駄なく活用できるのが特徴です。他のタイプと比較して料金は安いのが魅力です。
 
2番目は「引き出しタイプ」で、こちらはスライドタイプと引き戸タイプのハイブリッドになっているものがあります。
スライドと引き戸の良い部分をいいとこ取りです。料金的にはスライドタイプよりは安いですが、開きタイプよりは上になります。
 
3番目は「フルスライドタイプ」で、デッドスペースができにくいのがメリットで、収納力は抜群で人気です。
商品によっては鏡部分を開ければ、収納棚として活用できます。ご家族で大量の小物がある場合はフルスライドタイプが良いと思います。

 
 化粧鏡
バリエーションは3種類あって、一面鏡・二面鏡・三面鏡と鏡の枚数によって違います。
洗面台によっては鏡を開けたら収納棚として利用できるタイプもあります。

 
 水栓金具
ビルトイン水栓は従来のような洗面ボウルの縁ではありません。
デザイン的に空間が広く使えますし、水栓まわりに水がたまらないので、水あかなどの汚れがたまりにくいです。鏡下の壁から取り付けることができます。
 
さまざまなタイプがあり、回して開けるハンドル水栓は従来からあるものです。レバーの上下左右で操作するのはレバー水栓で良く見かけます。
さらに朝シャンなどもできる蛇腹ホースがついたシャワー水栓もあります。
一番人気はシャワー水栓でしょう。使い勝手が良いですし、掃除も簡単にできます。

 
 洗面ボウル
メーカーによっていろいろな種類があり、それぞれメリットとデメリットがありますのでご紹介しておきましょう。
 
1番目は「樹脂」です。
成形もしやすいし、継ぎ目のなく一体型でとってもキレイな印象があります。
掃除もしやすいです。
メリットは、比較的料金が安いことと、意匠性が高いことです。
デメリットは、他の材質と比較した場合にヒビ・シミ・黄ばみが早期段階から目立ちやすくなります。
 
2番目は「陶器」です。
細かい傷がつきにくい特徴があり、高級感があって美しい光沢があるのが陶器です。
メリットは、キレイな状態をずっとキープしやすいですし、細かい傷がついたりもしません。
デメリットは、割れる可能性があることでしょう。堅い物を不注意で落としたりするとヒビが入ってしまったりします。
 
3番目は「人工大理石」です。
お手入れがとってもしやすいですし、いろいろなデザインや色から選べるのが人工大理石です。
本物の大理石と似せた樹脂をメインにした人工材です。
メリットは、丈夫なので割れる心配がないことと、カラーバリエーションの豊富さでしょう。
デメリットは、細かい傷がつきやすいから、その部分に汚れがつきやすくなります。
 
4番目は「ホーロー」です。
金属にガラス製の釉薬(ゆうやく)を塗りつけたあとに、高温で焼き付けてつくります。
ガラスのキレイな光沢と金属の強度の両方の長所を最大限に生かした複合素材です。
ホーローのメリットは他の素材と比較しても一番傷に強いことがあり、耐久性の高さが魅力です。
デメリットは、表面のガラス層がかけてしまうと、錆びてくる場合があることでしょう。